大阪市立焼野小学校

コンセプト

かつて「国際花と緑の博覧会」が開催された「花と緑」の豊かな街である鶴見区の新設校として計画されました。
建物の外壁には、花の「彩り」をイメージした「ブルー」「イエロー」「サーモンピンク」「ホワイト」の4色のキューブ(立方体)を散りばめてランダムに配置し、表情豊かな外観デザインとしました。また、校舎に囲まれたパティオ(中庭)は子供たちの固有の庭として、印象深い空間となるように心掛けました。 建物内部では校舎と体育館を一体として計画、「標準設計」としての階高を見直し、校舎~体育館、プールの階高差を極力無くし、校舎からの水平移動がスムーズになるように配慮致しました。 「人にやさしい」をイメージしたカラーを各壁面に配しつつ、豊かな人間性を育む空間の具現化に努めました。