2009年竣工
本施設は、3層吹抜けのエントランスホールを中心に、東・西に各外来診療科を配置し、視認性の高い計画とし、患者さんとスタッフの動線を分離すると共に、グルーピングした診療科毎にブロック受付を設け、利便性が高く、分かりやすい計画としています。
エントランスホールや待合ゾーンには医療ガス設備、医療電源を設け、災害時のトリアージスペースとして十分に機能する計画としています。
上部構造は大スパン架構に適応させ、柱SRC造、梁S造の混合構とした基礎免震建物としています。免震装置は、鉛プラグ入り積層ゴム支承、天然ゴム支承、弾性滑り支承をバランス良く配置し、地震時応答の低減を図っています。
建築主 | 国立大学法人信州大学 |
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所在地 | 長野県松本市 |
主要用途 | 大学病院 |
敷地面積 | 226,541㎡ |
延床面積 | 16,026㎡ |
構造 | SRC造(免震構造) |
階数 | 地上5階、地下1階 |