2011年竣工
本建物は、Ⅰ期工事(医薬系総合研究棟)の継続事業で薬学部と医学部の研究施設です。建設地の立地条件(敷地形状・自然環境・周辺状況)を踏まえ、施設の機能・品質確保コスト縮減、効率的な維持保全を前提の上、環境に配慮した材料やリサイクル建材採用等効果的な環境負荷低減を行っています。実験内容の充実や変更を容易にするため、実験機器のレイアウト変更等が、研究者自身の手で自由にできる「可変型研究施設」として、建築・設備の統合したシステムとしています。
設備シャフトスペースは、実験研究スペースに隣接して設け、エネルギーの供給および配管の更新等が容易に行えるようにしています。
メカニカルスペースは、将来の設備機器の増設に対応できるスペースとしています。リフレッシュコーナーは、研究者の往来の多いエレベーターや階段と一体的にすることにより、コミュニケーションが日常的に行える計画としています。
建築主 | 国立大学法人千葉大学 |
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所在地 | 千葉県千葉市 |
主要用途 | 大学 |
敷地面積 | 261,149㎡ |
延床面積 | 7,889㎡ |
構造 | SRC造(一部S造) |
階数 | 地上7階、地下1階 |