2001年竣工
三和町の『ふれあいの里』整備事業の施設の一つです。地域の文化活動拠点として図書館・障害学習スペースと古代から現代にいたる郷土の移り変わりを展示する資料館とで構成されています。
計画は「ふれあいの誘発」をキーワードとし、「ふれあいの里」のシンボルとして、エントランスは円形状の形態を広場に向けました。エントランスはラウンジや市民ギャラリー等の機能を持たせ、複合した施設の利用者に交流機会を与えるよう意図されています。
図書館では各コーナーを活動状況に応じた段階的配置計画を行うなど、利用環境の充実を図りました。また、閲覧スペースを分散配置することで、書籍選びのしやすい環境づくりを心がけました。
資料館の展示室はコンパクトながらも可動間仕切りにより、バリエーションある展示を可能としました。
建築主 | 古河市(旧三和町) |
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所在地 | 茨城県古河市 |
主要用途 | 図書館、資料館 |
敷地面積 | 13,183㎡ |
延床面積 | 2,984㎡ |
構造 | RC造(一部S造) |
階数 | 地上2階 |