2023年竣工
本改修事業は、時代背景に合わせた医療・保健に対応し、社会に貢献できる人材育成研究拠点とするため、機能改善改修を行うものです。
その中でも地域連携交流室は、地域社会、関連学協会や企業との地域連携・交流拠点として、積極的に地域交流を促すような、明るく開放的な空間となるよう計画しました。
隣接する玄関ホールと共に、改修前の暗く閉塞感のあったイメージを払拭するべく、RC壁を極力撤去し、廊下側をガラスパーテーション、外壁側も大きなガラス面のサッシ形状を採用してガラス面を多く設ける計画としました。また天井には木目のアルミルーバーを採用し、木目のビニル床タイルと共に温かみのあるやわらかな雰囲気を創出しました。
外装改修については、アルミ製建具を既設1号館と同様に既設建具残置で内側にサッシを新設して二重サッシ構造とし、断熱性能に配慮した計画としました。
建築主 | 国立大学法人金沢大学 |
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所在地 | 石川県金沢市 |
主要用途 | 大学 |
敷地面積 | 20,203㎡ |
延床面積 | 2,907㎡ |
構造 | RC造 |
階数 | 地上5階 |
改修 | ○ |
新築 | - |
BELS表示 | ZEB Ready |