2010年竣工
日本・東アジア・北米・ヨーロッパ・チリの諸国が進めている国際共同プロジェクトであるアルマ望遠鏡計画(宇宙空間の観測による太陽系・星等の起源の探求)の中で、アルマ東アジア地域センターは東アジア地域の研究者がアルマ望遠鏡で観測を行う際の中心的施設として計画しました。
チリに設置された電波望遠鏡からの観測データを分析、保管する研究室及び各階に共同研究施設・国際連携室等を配置し、エントランスホールは2層吹抜けで研究成果等の展示コーナーを併設した計画としました。
ファサードはサッシ上部に三角形の庇を設け、隣接する建物との調和を図りながら、独自性のあるデザインとしました。
建築主 | 自然科学研究機構国立天文台 |
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所在地 | 東京都三鷹市 |
主要用途 | 研究所 |
敷地面積 | 261,452㎡ |
延床面積 | 1,954㎡ |
構造 | RC造 |
階数 | 地上3階 |