1998年竣工
本計画は、スポーツ健康科学科の新設に伴う施設整備のため、新たな校舎と体育館を建設する計画です。狭隘な敷地である事から、高層化と集約化を図り、6階建てとし、校舎は中廊下方式の計画としました。
図書館は、学習センターとしての機能を持たせ、2階の主玄関に隣接した利用しやすい位置に設けました。十分な通風・採光を確保する計画とし、中間には外部と直接接するスペースを設け、休憩時間等のコミュニケーションスペースとして計画しました。また、体育館はプールや運動分析等の機能を有する重層体育館とし、主体育室は3層吹抜けの大空間として計画しています。
外壁は、本校のスクールカラーに近い割肌タイルとし親しみやすさを表すと共に、体育館はフレームを外側に出すデザインとして、スポーツ関係学科を有する高等学校としての力強さを表現しました。
建築主 | 大阪市 |
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所在地 | 大阪府大阪市 |
主要用途 | 高等学校 |
敷地面積 | 23,550㎡ |
延床面積 | 5,922㎡ |
構造 | RC造 |
階数 | 地上6階 |