2005年竣工
工学部本館が築後38年を経過し老朽化したため、施設の点検評価を基に全面改修を行いました。
改修するにあたり、既存施設の有効利用を進めると共に、工学部スペースチャージ制度(外部団体に施設の一部を貸出し、施設利用料を徴収する)に基づいた施設を新たに整備いたしました。
改修計画では「限られた面積の中での効率化」「ゆとりと潤いのある自由空間の創設」をコンセプトとしました。
既存の棟構成はコの字型で、今回は南棟部分の改修を行っています。改修に合わせた耐震補強は、PCアウトフレーム工法を採用し、外観は隣接建物に調和させた小口タイル張りで、キャンパスのメインアプローチからの建物群としての統一を図りました。
建築主 | 国立大学法人山口大学 |
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所在地 | 山口県宇部市 |
主要用途 | 大学 |
敷地面積 | 144,281㎡ |
延床面積 | 5,898㎡ |
構造 | RC造 |
階数 | 地上4階 |