2016年竣工
岡山大学病院は、「人間的・創造的・効率的な医療環境」において新しい時代にふさわしい高度で先進的な医療を目指しています。中央診療棟Ⅱ期では、Ⅰ期の手術室・集中治療部や中央材料部、アンギオ等放射線部以外の中央診療部分を整備しています。フロア構成は、Ⅰ期との円滑な動線を重視し、中央診療棟として一体的な運用管理が可能な計画としています。
4階の渡り廊下は、Ⅰ期の手術部・ICUとⅡ期のスタッフ・患者家族控え室等とを接続する役割を果たすとともに、将来的な手術部門の拡充等への対応を可能としています。
地震対策として免震構造を採用し、集中豪雨や津波による水害対策として、雨水排水計画に基づく対応を図るとともに、地下へのスロープには災害時の停電時にも機能する防水板を設けるなど、安全で人間性豊かな医療環境を持つ施設として計画しています。
建築主 | 国立大学法人岡山大学 |
---|---|
所在地 | 岡山県岡山市 |
主要用途 | 大学病院 |
敷地面積 | 135,327㎡ |
延床面積 | 13,234㎡ |
構造 | SRC造 |
階数 | 地上7階/地下1階 |