2005年竣工
本建物は1968年竣工の大学附属病院病棟を耐震補強し総合研究棟にコンバージョン(用途変更)して、建物を再生しました。
構造的には、8階建ての中高層建物であり、用途変更により地震時の荷重量が増加するため、桁方向は制震工法を採用しました。また、張間方向は荷重増の低減を図るため、鉄骨ブレースを新設することで、耐震性を向上させました。
外壁改修では、既設外装材のタイルは撤去せず、アンカーピンで定着したネット張りによる吹付を採用し、残材処分が少ない環境に配慮した工法としました。
建築主 | 国立大学法人広島大学 |
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所在地 | 広島県広島市 |
主要用途 | 大学 |
敷地面積 | 142,807㎡ |
延床面積 | 9,260㎡ |
構造 | SRC造 |
階数 | 地上8階 |