2001年竣工
本施設は公共施設の新しい試みとして福祉と保健の機構を複合化して計画した施設です。
複合化により生じる利点を追求し、与えられたプログラムを整理することによって、次の領域に分類構成しました。
専門領域 : 福祉関係センターと保健関係センターから構成されるエリア
半専門領域 : 共有できる会議・研修室からなるエリア
共通領域 : その他の共用エリア
以上の領域を建築空間として視覚的に連続させるために4層のアトリウムを設けました。それぞれの領域を訪れる人が同一の空間体験を共有でき、お互いを垣間見、お互いの活動を認識できる空間構成としています。また、働く人々が生き生きとした活動ができるよう、随所に温かさと潤いが感じられるリフレッシュ空間を計画しています。
建築主 | 埼玉県 |
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所在地 | 埼玉県さいたま市 |
主要用途 | 複合施設(福祉施設等) |
敷地面積 | 5,367㎡ |
延床面積 | 6,838㎡ |
構造 | RC造 |
階数 | 地上5階、地下1階 |