2009年竣工
徳島文理中学校・高等学校の老朽化した本館の改築整備事業であり、既存の南館、北館及び体育館と一体的に利用できる計画としました。
公道に面して東西に長く大きなボリュームの建物ですが、普通教室エリア・特別教室エリアなどエリア毎にファサードの構成を変え、変化のある立面としました。
1階と3階に管理室及び職員室等を確保し、2、4、5階に普通教室を配置しました。南館、北館、体育館への生徒の主たる動線は2階で確保し、スムーズな移動を促す計画としました。
生徒の学校生活の中心となる普通教室は南側の緑豊かな中庭に面して配置し、広い中廊下を挟んで選択教室と生徒ラウンジを確保することで、多種、多様な授業の運営と、生徒の自発的学習の促進を図る計画としました。
広々とした調理室などその他の特別教室にも特徴を持たせ、さらに本格的な茶室も確保し、充実した学校生活が送れる校舎としました。
建築主 | 学校法人村崎学園 |
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所在地 | 徳島県徳島市 |
主要用途 | 中高一貫校 |
敷地面積 | 7,704㎡ |
延床面積 | 7,426㎡ |
構造 | RC造(一部S造) |
階数 | 地上5階 |