2005年竣工
当病院は、「全人的医療と高度先進医療との調和を目指した環日本海の病院」を基本理念として計画にあたり、患者のための病院環境づくり、高度先進医療の実践をサポートする高機能病院、教育環境の充実、老朽・狭隘などの改善、災害対応の充実を重点的に考慮しました。
病棟は東西を軸として、中央部にコモンエリア(共用空間)、各階は各看護単位で病室のほぼ中央にナースステーション及びライトコートを設け、自然採光を十分取入れた平面形としました。また、将来の対応として計画のある中央診療棟・外来診療棟とを、各階にて接続できるよう考慮し、中央診療部・外診療部の各部門との繋がりを重視した計画としています。
ファサードは低層部(基壇部)において、横ラインを強調したデザインにより全体の統一感を表し、高層部はプレキャストコンクリートによる縦ラインを強調したデザインとしています。
建築主 | 国立大学法人新潟大学 |
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所在地 | 新潟県新潟市 |
主要用途 | 大学病院 |
敷地面積 | 127,521㎡ |
延床面積 | 47,993㎡ |
構造 | SRC造 |
階数 | 地上12階、地下1階 |