2019年竣工
既存中学校敷地内に中学校1校、小学校2校を統合し、小中一貫教育校とする計画です。
1階には学童クラブを併設し施設の複合化を図り、地域住民が利用可能な開放会議室やPTA・学校支援本部を設け、地域とともに歩む学校を目指しました。小学校の普通教室は2階と3階に、中学校の普通教室は4階に配置し、学校の中心となる3階の接続部分に多目的・ランチルームや図書・ラーニングセンターを設けることで、利用しやすく異学年の交流を促す空間構成としています。
校庭の他に、小学校の低学年のエリアに隣接した低学年の庭(中庭)や体育館の屋根部に屋上活動スペースを設け、屋外空間の充実を図っています。9年間過ごす学び舎の内装は、小学生と中学生で異なる塗装色を使い、進級時の発見や自覚を持つことを促す計画としました。
建築主 | 杉並区 |
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所在地 | 東京都杉並区 |
主要用途 | 小中一貫教育校 |
敷地面積 | 11,298㎡ |
延床面積 | 18,424㎡ |
構造 | SRC造 |
階数 | 地上6階、地上1階 |