2001年竣工
都心に立地する狭隘な敷地での3期にわたる再開発計画であり、敷地の有効利用を図るため、各部門の多層化を図り、コンパクトな高層都市型病院として計画しました。
計画に当っては、患者の立場を重視した動線の単純化、診療時間の短縮、プライバシーの保持、安全性・居住性等の確保の実現と、院内における「人間性豊かな生活」、「アットホームな生活空間」の創出に配慮しました。
外来診療部門は3層構成とし、病棟はライトコートを持つダブルコリドール形式としました。 また、バルコニー設置による安全性の確保と熱負荷の軽減を図りました。外壁は、耐久性・メンテナンス性を考慮しホーローパネルを採用し、周辺環境に馴染む色彩計画を行いました。
建築主 | 国立大学法人東京医科歯科大学 |
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所在地 | 東京都文京区 |
主要用途 | 大学病院 |
敷地面積 | 45,192m2 |
延床面積 | 94,827m2 |
構造 | S造、一部SRC造 |
階数 | 地上17階、地下4階 |