2024年竣工
本建物は、地域の産学連携オープンイノベーション拠点として名古屋大学に計画された、コワーキングスペース、オフィス、オープンラボを内包する、創造的連携環境施設です。野依記念物質科学研究館をはじめとする建物や、ベンチ・東屋が配置された魅力ある環境に面した敷地であり、本計画建物の外構や1、2階外観部分はそれらに呼応するよう調和のとれたデザインとしました。1,2階の内部構成はコワーキングエリアとミーティングエリアで、半周の螺旋階段を軸としてコワーキングエリアのカジュアルからフォーマルレベルがグラデーショナルに繋がるよう空間を構成し、利用者の創造性を刺激する交流イノベーション空間として設計を行いました。上階のオープンラボは、メカニカルバルコニーの設置などで入居者が自由に研究室のレイアウトできるようフレキシビリティの高いものとしました。また、本計画建物は名古屋大学の目指すエコキャンパスを実現するため、省エネルギー・環境負荷低減に配慮した設計によりZEB readyを取得しました。
建築主 | 国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学 |
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所在地 | 愛知県名古屋市 |
主要用途 | 大学 |
敷地面積 | 381,096㎡ |
延床面積 | 3,050㎡ |
構造 | S造 |
階数 | 地上7階 |
改修 | - |
新築 | ○ |
BELS表示 | ZEB Ready |