2009年竣工
薬学部6年制等の社会的な変化への対応と、既存薬学部棟の統合的な機能の拡張を充実させるべく施設設計を行いました。
講義部門は低層に置き学会会場として利用できることを念頭に大会議室、分科会に対応可能な可変小会議室、又共用試験(CBT,OSCE)実施に特化した実習室も備えた構成としています。
研究実験部門を高層配置とし、研究の多様化を見据えた設備計画を行い、垂直配管においては、ほぼメンテナンスバルコニーに設けた外部PSで維持管理の容易さを図っています。サステナブル建築の面では福岡市のCASBEEにおいてAランクを取得しました。
又外部庭園はイングランド形式の設えを行った薬草園とし、特殊な環境が必要な植物のために薬草園内に温室を設けるほか屋上部にも特殊温室を設けています。
建築主 | 学校法人福岡大学 |
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所在地 | 福岡県福岡市 |
主要用途 | 大学 |
敷地面積 | 198,325㎡ |
延床面積 | 9,926㎡ |
構造 | SRC造 |
階数 | 地上7階 |