2009年竣工
秋田県内で唯一の医療機関及び特定機能病院です。
築30年以上が経過し、老朽・狭隘に起因する諸問題が深刻化してきている中で、近年の目覚しい医療の進歩や多様化する患者のニーズに対応するため、高度先進医療を提供する21世紀型ホスピタルを目指す再開発整備計画が進行中であり、初段階として新病棟を行い、随時既存病棟の改修から外来・中央診療部の改修へ移行していく計画です。
新病棟は、6床主体の既存病棟を入院患者の療養環境改善のため、4床室(分散便所付)主体の1フロア-1看護単位の病棟として計画しました。複廊下方式の平面形で中央コアにスタッフ室・水廻りを配置し、医療スタッフの動線短縮と患者の利便性の向上を図ると共に、低層部に救急部、内視鏡・超音波センター及び多目的室(臨床講堂)を設け、複合化された病棟として計画しました。
建築主 | 国立大学法人秋田大学 |
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所在地 | 秋田県秋田市 |
主要用途 | 大学病院 |
敷地面積 | 165,552㎡ |
延床面積 | 13,452㎡ |
構造 | SRC造(制震構造) |
階数 | 地上8階、地下1階 |