2014年竣工
本施設は中核市移行に伴い、市民の健康を守り、健康衛生行政の拡充を図ることを目的で建てられた、保健所に夜間急患診療所を併設した複合施設です。
構造は鉄骨造とし、大地震においてもその機能が維持・継続できるよう構造体は総合耐震計画基準のⅠ類(重要度係数1.5)を採用しています。
外観ファサードは、保健所という用途から、明るく、清潔感が感じられる色彩の金属パネルとし、南北に設けたカーテンウォールにより透明感を演出しながら、縦長のスリット窓により軽快かつシャープなデザインとしています。
保健所のエントランスホールはできる限り壁のない計画とし、受付窓口やエレベーターなどの位置が認識しやすい、利用者にやさしい計画としています。また、夜間急患診療所は木目調の内装材を採用し、温かみの感じられる治療空間として計画しています。
建築主 | 越谷市 |
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所在地 | 埼玉県越谷市 |
主要用途 | 保健所 |
敷地面積 | 10,082㎡ |
延床面積 | 3,828㎡ |
構造 | RC造 |
階数 | 地上3階 |