2009年竣工
同校発祥の地、尼崎に新たなキャンパスを整備する計画であり、地上10階建ての建物に、学生の憩いとなるスペースや屋外スペースを確保するなど、建物そのものがキャンパスとなる都市型の大学として計画しました。
都市型大学として、空間に制限がある中で明快なゾーニングをおこない、将来に対する大学施設のフレキシビリティーの確保や、専門実習空間の確保を図りました。
外観デザインは列柱状に設けたタイル面の垂直性と、連続する大きなガラス面による透明性により、開放的でありながら力強い活動的な大学のイメージを表現しました。また、光庭や屋上庭園などを計画し、自然採光・換気や建物緑化に努めるなど、環境負荷の低減に積極的に取り組みました。
建築主 | 学校法人濱名学院 |
---|---|
所在地 | 兵庫県尼崎市 |
主要用途 | 大学 |
敷地面積 | 3,764㎡ |
延床面積 | 14,676㎡ |
構造 | S造 |
階数 | 地上10階 |