2013年竣工
本施設は、9階建ての施設で、最新の耐震構造で計画しています。平面構成は中央部に2箇所のライトコートを計画し、採光、通風及び排煙の機能を向上させました。また、自分の位置が明確に認識できるよう、わかりやすい病棟の平面計画としています。
1階部分は病院全体の厨房を計画し、2階から7階までを病棟とし、8階には講義室、各種演習室、模擬病室等を備えた研修フロアとしています。屋上にはヘリポートを設置し、地域の中核医療の機能を向上させました。
病室は4床室、個室の構成とし、面積を十分に確保することで高度医療への十分な対応と居住性を向上させました。また、地域のシンボルである桜島を一望できる北東の位置にデイルームを設けることで、アメニティを高めています。
建築主 | 国立大学法人鹿児島大学 |
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所在地 | 鹿児島県鹿児島市 |
主要用途 | 大学病院 |
敷地面積 | 223,158㎡ |
延床面積 | 15,437㎡ |
構造 | SRC造(免震構造) |
階数 | 地上9階 |