2024年竣工
鹿児島大学病院は平成19年頃より順次再開発を行い、平成25、29年にそれぞれC棟、B棟の整備が完了しています。医療の変化に対応するために現状の問題点の重点的な検証を行い、『21世紀に輝くヒューマント-タルケア病院』をコンセプトに設計を行いました。A棟は現在の病院の各施設の中央のゾ-ンに配置し、各施設の動線を連結し、病院の各機能を統合できる計画としました。将来を見据えた計画として、A棟と手術部等のある中央診療棟の将来の増築部分を渡り廊下により接続できるA棟の平面計画を行いました。また病棟下階の6階の階高を十分に確保し、7階の病棟の機能変化に安全に対応できる計画としました。病院の顔であるA棟の南面の外観は低層部の垂直ラインを強調したメインエントランスにふさわしい外観計画を行いました。
建築主 | 国立大学法人鹿児島大学 |
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所在地 | 鹿児島県鹿児島市 |
主要用途 | 大学病院 |
敷地面積 | 222,614㎡ |
延床面積 | 28,843㎡ |
構造 | SRC造(免震) |
階数 | 地上8階、地下1階 |