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(仮称)練馬区立新たな小中一貫教育校/2026年竣工予定

2026年竣工

コンセプト

旭丘小学校・中学校の周辺は、中低層住宅地が広がるとともに、寺院や芸術系等の大学施設が集まり、幅広い世代の生活環境が重なっています。練馬区初の施設一体型の小中一貫校として、周辺環境と調和し、子どもたちがのびのびと育てる環境づくりを提案しました。

「児童・生徒の9年間の旅を支援する豊かな学習・生活・交流環境の形成」をメインテーマに、分かりやすく各段階で利用しやすいコンパクトな施設計画を行いました。

敷地は道路をはさみ2つあることから、整形にまとめた校舎同士を道路上空の渡り廊下で接続し、敷地の有効活用を図ります。メインアプローチは管理しやすいように正門に絞り、敷地内で小学生・中学生の動線を分ける計画としています。体格差のある小学生と中学生は、動線を分けることで安全面に配慮するとともに、普通教室のまとまりや活動の様子が見れる環境づくり、小中の活動の違いに対応したゾーン形成を行うことで、中一ギャップの緩和を図る計画としました。また、子どもたち、一人ひとりにとって居心地の良い施設づくりを目指し、光と風が通り、木のあたたかみある空間づくりを行いました。

複合施設は、街にひらかれ世代を越えた交流を育む区立施設として、地域動線の重なる交差点に面した位置に配置するとともに、施設同士がつながり、連携利用しやすい計画としました。

施設概要

建築主 練馬区
所在地 東京都練馬区旭丘
主要用途 学校、児童館、地域包括支援センター 等
敷地面積 27,534㎡(2敷地合計)
延床面積 14,875㎡(付属棟含む)
構造 RC造、一部S造
階数 地上4階
その他 道路上空通路許可あり

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