2021年竣工
本建物は福島の地で活躍し、未来を担う理学療法士、作業療法士、診療放射線技師、臨床検査技師の安定的な養成と確保を目指した新設学部の新築設計です。
チーム医療の基礎を学ぶ多様な学習・交流空間として学部・学科内にとどまらず、医学部や看護学部とも連携可能な400名収容の大講義室を1階に設けました。
3~8階には学科を超えた多様な交流を促す目的で2フロア毎の吹抜けラウンジを設けました。また、実習室フロアは、鉄骨造による大スパン架構による無柱空間とすることでより自由度の高い平面計画とすると共に制振ブレースを設けて安全性を高めています。
外観は福島駅前に建つ新設学部らしくダブルスキンファサードとし、マリオンに福島県産のカラマツの集成材を用いて、先進性と木の持つ温かみと永続性をファサードに表現しました。
建築主 | 福島県 |
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所在地 | 福島県福島市 |
主要用途 | 大学 |
敷地面積 | 3,000㎡ |
延床面積 | 18,323㎡ |
構造 | S造、一部RC造 |
階数 | 地上9階、地下1階 |